入れ墨の呼称には「タトゥー」「TATTOO」「刺青」「彫り物」「倶利伽羅紋々(くりからもんもん)」「紋々(もんもん)」などのバリエーションがあります。
古い時代にさかのぼると刑罰の一種として入れ墨が施されたという記述が残る国もあり、その場合には「墨刑(ぼっけい)」という刑が下ったそうです。
いずれにしろこれらの名称による内容の相違はほとんどありません。入れ墨は針を使って肌に色素を定着させる行為全般を示します。では、入れ墨の中にはどのような種類があるのでしょうか。
入れ墨の種類、洋彫りと和彫り
デザインのタイプから種類を考えるのであれば、洋彫り(タトゥー)と和彫りに大別できます。
西洋のタトゥーは各地のネイティブが用いた伝統的なモチーフ(トライバルタトゥー)をも取り込んで範囲を拡大しており、日本風の「ジャパニーズスタイル」なども作り上げているのだとか。逆に日本の和彫りを西洋式の技術を採用して行うケースもあるようなので、いずれこうしたデザインはさらにまじりあって境界をあいまいにしていくものと考えられます。
タトゥーで伝統を守る
ただし、特定の民族には固有の入れ墨を守ろうという動きもあるようです。
特に有名なものがポリネシアのトライバルタトゥーで、男性は戦士として母への敬意や同じ部族への回帰意識、誇り、信仰を示すために蝙蝠や船などのモチーフを施すのだとか。女性に用いられる花のようなモチーフとともに、これらは幾何学模様にデフォルメされて現代に受け継がれています。
しかし、日本のタトゥーについての印象はというとどうでしょうか?
タトゥーを入れたことによって生活、社会での大きな支障が出てしまうというのが現実だと思います。生命保険への加入ができない、スポーツジムに通えない、公共施設に入れないなどが挙げられ、それだけでなく家族や会社への影響もでてきてしまい、タトゥーの除去を選択されています。
入れ墨・タトゥー除去なら千葉中央美容形成クリニックへ
信念を示すタトゥーはこのように帰属する社会で認められるケースもあるのですが、一方で世界的に若者の間で流行しているファッションタトゥーについては後々消したくなったと言う方が少なくありません。
入れ墨除去にはレーザー・剥削(ハクサク)・切除などの方法があります。使用したインクの種類や、色素がどこまで深く入っているかといった要素によっておすすめする手法が異なりますが、千葉中央美容形成クリニックでは入れ墨・タトゥー除去で多くの実績がございます。一度の治療で除去が可能なデュアルレーザー治療も承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。