肌に浮かび上がる入れ墨(タトゥー)はできる?
前回は「おしろい彫り」という空想上の技術についてご紹介しましたが、肌に浮かび上がるように見える入れ墨(タトゥー)というだけならば完全に不可能とも言い切れません。
というのも、インクにはさまざまなカラーが揃っています。
ごく一般的な入れ墨(タトゥー)にはまず黒などで線彫り(「すじ彫り」などとも)が行われ、その上から彩色を施していく手順です。
縁取りを太くしたり、細くしたりといった調整でラインは目立たなくもでき、さらにはマークだけつけてそもそも縁取りをしないという方法も考えられるので、彩色のカラーをある程度肌色に合わせて縁取りをなくせば「肌色の変化で浮かび上がるように見える入れ墨(タトゥー)」が出来上がるというわけです。
浮かび上がるのに人気のカラー「ホワイト」
特に軽やかで「浮かび上がる」イメージがあるカラーが「ホワイト」で、女性からの人気を集めています。
興奮して肌が色づけば色づくほどホワイトの入れ墨(タトゥー)はくっきり鮮やかに見えるようになるでしょう。
ただし、やはり物語に描写されるような「おしろい彫り」の、「通常は全く見えない」「体温が上がった時だけ色彩が浮かび上がる」といった要素を完全再現するのはまず不可能です。
「ホワイト」の入れ墨(タトゥー)は技術的にはありふれた一般的な方法ですから、架空の実現を求めてそういった入れ墨(タトゥー)を入れても後悔するだけです。
理想と現実の違いに失望することになるでしょう。
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タトゥー除去にはレーザー・剥削(ハクサク)・切除などの方法があります。
使用したインクの種類や、色素がどこまで深く入っているかといった要素によっておすすめする手法が異なりますが、千葉中央美容形成クリニックではタトゥー除去で多くの実績がございます。
一度の治療でタトゥー除去が可能なデュアルレーザー治療も承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。