社会全体から見るとタトゥーは…
日本人はタトゥーに厳しすぎるという人々への反論として、では海外での実態はどうなのかという論争があります。
アメリカでは若者の半数近くがタトゥーをしているとされる反面、警察官や一流企業などではタトゥーを禁止する制度が取り入れられているのです。
タトゥーに寛容だと言っても社会全体からしてみれば一部のムーブメントに過ぎないのではないか。
低所得者層だけの風潮なのではないかなどという説も。
アメリカ人はどれほどタトゥーに寛容なのか
2015年、アメリカはニューヨークのイベントギャラリーでタトゥーを実施する無料イベントが行われました。
イベントスペースは公共の場です。参加者もまた一般市民。一般市民に対して無作為にタトゥーを施すことが認められる。受け入れられる。
このイベントの成立こそ、アメリカ人のタトゥーへの寛容性を示す出来事と言えるでしょう。
ただし、タトゥーを入れている人物に対するアメリカならではの表現があるということを認識しておく必要はありそうです。
タトゥーを入れればアメリカでも職業選択の自由が制限されます。
警察官をはじめとした公務員には「服から出る部分のタトゥー」を禁止する制度がありますし、
ほとんどの一部上場企業でも同様の規制を設けています。
タトゥーに対して寛容な人々は確かに日本よりアメリカの方が多いのかもしれません。
しかしその反面違反が発覚すれば解雇もありうるわけで、日本と同等に、あるいはよりいっそう厳しいと思えるほどにタトゥーを規制する動きがある。
このことを皆さんはどのように感じますか？
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