タトゥー職人が語るアメリカンタトゥーと和彫りの違い
海外では入れ墨はタトゥーと呼ばれて親しまれています。
技術的には入れ墨もタトゥーも同様ですが、デザインの様式から日本の伝統的な入れ墨に関しては「和彫り」として区別することが一般的です。
ある和彫り職人は重い口を開いて語りました。
「日本は隠す文化。入れ墨(刺青)をおいそれと見せびらかしたりしない。見せるのはいざという時だけ」
そしてさらに、入れ墨(タトゥー)を施す技術者についても言及しました。
「和彫りの人は職人って意識。アメリカンタトゥーの場合はアーティスト」
アメリカンタトゥーは人に見せることが価値であり、「入れ墨(刺青)」ではないとしています。
モチーフについては職人それぞれに「和風」のこだわりがあるようで、画一的な線引きは成立していません。
職人のこだわりを一般人は理解できるのか?
和彫りの職人は「和風」のモチーフだけを選び、自分が継承した様式にのっとって入れ墨を施します。
西洋の「洋彫り」と日本の「和彫り」の間には確かに大きな思想の違いがあるようです。
ただし、残念ながら一般人に広く理解を求めるのは難しいでしょう。
入れ墨(タトゥー)に関する意識調査で「受け入れがたい」と回答した一般人のうち、理由を「威圧感のようなものを感じるから」「怖いから」などとした例は少なくないのです。
職人の「見せるのはいざという時だけ」という発言にも入れ墨(タトゥー)を施す示威的な目的が現れていますよね。
現代ではファッションの一環として入れ墨(タトゥー)に興味を抱く若者が増えていますが、これから入れようかどうしようか迷っているという方については、将来にまで続く社会的影響についてもう一度検証してみることをおすすめします。
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