対立する刺青肯定派、否定派の折衷案が生まれたが…
世界比較で圧倒的に刺青人口が少ない日本でも、刺青に対して前向きな人々は少なくありません。彼らは主張します。
「世界の若者が気軽にファッションタトゥーを楽しんでいるのにどうして私たちはダメなの？私たちにだってファッションを楽しむ権利はあるのに！」
確かに、どんな身なりをするのも本人の自由です。ただし、その風体を周囲の人々が受け入れるかどうかはまた別の問題になってしまいます。
日本では刺青に否定的な考えかたを持つ人口が圧倒的に多いのです。
もともと日本国内で刺青に関する論争はありましたが、海外から日本へ渡航する観光客の増加によってよりいっそうの盛り上がりを見せました。
シールなどで隠せば刺青（タトゥー）があってもOK！
東京オリンピックイヤーが近づく中、ますます増加する外国人観光客を手放すわけにはいかないと、大手リゾート会社が「シールで隠れる刺青ならば温泉施設の利用を認める」と発表したのです。
この動きに随従するように、日本各地の入浴施設が同様のシステムを試験的に取り入れるようになりました。
平行線をたどる論争にひとつの折衷案が提示されたということなのかもしれませんが、ひとつの疑問は残ります。
刺青を見るだけで不快だという人物がいたとして、「隠しているとは言え、刺青を入れている人と遭遇する可能性が高い施設をそれまでと変わりなく利用しようと思うか」という点です。
これから刺青（タトゥー）を入れようか迷っている方は、本当にそれが人生に必要なのか、生活にさまざまな制限を課せられてまで行うべきなのかを念頭に、よく検討することをおすすめします。
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刺青除去は、使用したインクの種類や、色素がどこまで深く入っているかといった要素によっておすすめする手法が異なります。
一度の治療で除去が可能なデュアルレーザー治療も承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
