伝説になった白人女性「オリーブ・オートマン」
かつて、アメリカ、イリノイ州にオリーブ・オートマンという女性がいました。
開拓時代真っただ中の1837年に生まれた彼女は、数奇な運命をたどった女性としてアメリカ史に名を残しています。
青いタトゥーの女。
オリーブ・オートマンの通称です。彼女は史上初めてタトゥーを入れた白人女性だと言われています。
現存する写真を見ると、白いあごにくっきりとトライバルタトゥーが刻まれていることが分かります。
ヴィクトリアンドレスの上からは分かりませんが、腕や足など、身体にも広くタトゥーが施されていたそうです。
「家族」として与えられたトライバルタトゥー
1850年にオリーブ・オートマンは原住民の部族に捉えられ、奴隷として屈辱的な日々を強いられるようになりました。
その部族はヤバパイ族といい、極めて攻撃的な部族だったのだとか。
しかし、その後ヤバパイ族とかかわりがあったモハベ族という別の部族にオリーブ・オートマンは引き取られ、自由を得ます。
タトゥーはその時に入れられたものだと記録されています。
モハベ族にとってタトゥーは死後の結束を意味しており、彼女が1人の人間として尊重され、自由を与えられた証拠だと考えられます。
ただし、白人社会に復帰したのちに彼女がそのことを語る機会はありませんでした。
例え神聖なタトゥーであったとしても、所属する社会によっては「反社会的」と見なされるのです。
トライバルタトゥーの扱いについては日本国内でも議論されていますよね。
尊重すべきと考える方、やはり受け入れられないと考える方、それぞれの立場があることでしょう。
どちらも間違っているわけではありません。ただ「それぞれの生き方がある」というだけなのですから。
どんな事情があるにせよ、タトゥーが悩みの種になった場合にはまず専門家にご相談なさることをおすすめします。
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