近年、ファッションや流行でタトゥーを入れる人が多くなってきていますが、それに伴いタトゥーを入れたことを後悔し、タトゥー除去を希望する人も増えてきています。
そこで今回は「タトゥーを消したい」と思う人のために、タトゥー除去の治療方法についてご紹介していきましょう。
タトゥー除去に使われる4つの治療方法
以前までタトゥーは消すことが困難だと言われていましたが、近年に見られる治療機器の改良や技術向上によってタトゥー除去も可能になりました。
ここでタトゥー除去に提案される4つの治療方法を見ていきましょう。
・レーザー
黒や紺などの色味に反応するレーザーを利用して、タトゥーを消失・色素分解させる方法です。
タトゥーの色素が体外へ排出されるので傷跡が残りません。
タトゥーが薄いものであれば1回のレーザー照射で目立たなくさせることができるでしょう。
・削皮
タトゥーが入っている皮膚の表面を専用器具によって削り取る治療方法になります。
色素が深い部分まで到達していなければ1回の治療でタトゥーの除去が可能です。
深い部分まで色素が入っている場合は、傷が完治するまでに時間がかかるでしょう。
・植皮
自身の鼠蹊部や太ももの皮膚を切り取り、タトゥーが入った皮膚に移植する方法です。
レーザー治療などに適用できないカラフルな色素のタトゥーにも対応できます。
・切除
タトゥーが刻まれた部分の皮膚を切り取り、縫い合わせる方法です。
多少傷跡が残ってしまうものの、早く確実にタトゥーを除去することができる方法になります。
タトゥーの範囲が広く1回の治療で終わらない場合は、分割切除することも可能です。
綺麗なタトゥー除去はレーザー治療がおすすめ
レーザー治療は2~3ヶ月に1回の頻度でレーザーを照射していくため、治療期間が1年近くかかるケースも珍しくありません。
しかし、機器の改良によってタトゥーを早く除去できるよう昔より医療の進化が発展してきていることも確かです。
皮膚を移植する治療方法より長い目で治療に挑む必要がありますが、レーザー治療は除去後の仕上がりが一番期待できるでしょう。
肌に直接傷をつけずタトゥーを除去できるので、肌への負担も少なく済みます。